コンセプト

生涯現役「~したい」をかたちに

Aさんの娘さま
「認知症で何も出来なくなったと思っていた母の、いきいきと調理をする姿に昔を思い出しました」

Bさんの息子さま
「台所には立ったこともない父が、杖での歩行ながらも積極的に家事をする姿におどろいています」

アンケートによると「最期まで美味しく食べたい」が上位にくるように、私たちが生きてゆくうえで絶対に欠かせないのが「食事」です。

デイカフェ・クックラボでは有資格者による機能訓練に加えて、その食事作りを中心とした日常生活動作(ADL:Activities of Daily Living)の中にリハビリの要素を見いだします。

とくに「調理」は欲求に飽きることなく、利用者の持てる残存機能をフル回転させ五感に働きかける効果が大変高く、メニュー立案、買い物、食材準備、下ごしらえ、調理、と脳に手足にその効果はとどまることを知りません。

「あぶないから」などの理由で現役から離れていた「調理」を、スタッフとともに安全に行うことが出来るここでは、お母さまの「~したい」をかなえ、座りっぱなしだったお父さまに家事への興味を持っていただきます。

また高齢者にとって比較的安全といわれる調理器具、IHコンロの使用にも慣れていただけるように、ガスコンロと並べて設置することによって違和感なく使っていただけるなど随所に工夫を凝らし、料理教室やカフェに通っている感覚でリハビリテーションをすすめ、安心して自立した日常生活が過ごせることを目標にしています。

調理特化型リハ・機能訓練デイサービス デイカフェ・クックラボ